40代転職の給料の下がり幅は?給料が下がるケースや下げ幅を軽減する方法

2024.08.23

40代転職希望者の転職目的はさまざまですが、基本的には現職の現状になんらかの不満を抱えているケースが多いでしょう。

しかし、転職で給料が下がる可能性に不安を感じ、転職に一歩を踏み出せない方もいます。

 

40代で転職を希望される方は、どのくらい給料が下がるのか、年収が下がっても転職すべきかどうかを事前に確認することが重要です。

 

本記事では、給料が下がるケースや下げ幅を軽減する方法、年収が下がる転職をする際に意識しておくポイントをご紹介します。

 

年収ダウンを懸念して転職を悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

 

 

1. 40代で転職した際に給料(年収)が下がる・上がる割合は?

 

厚生労働省が公開している、令和4年の40代転職入職者の賃金変動状況別割合(%)は以下のとおりです。

 

40 ~ 44 歳 45 ~ 49 歳
増加 38.0 34.2
1割以上の増加 25.4 23.5
1割未満の増加 12.6 10.8
変わらない 28.9 36.5
減少 32.3 27.6
1割未満の減少 12.4 7.0
1割以上の減少 20.0 20.5

参考:厚生労働省 -令和4年雇用動向調査結果の概況-

 

表をご覧の通り、40代転職者すべての給料が下がっているわけではありません。

 

転職を望む40代の転職理由は「仕事の幅を広げたい」「会社の将来性に不安を感じる」「年収や待遇面をアップしたい」が多く、転職先や条件次第では、前職の給料と変わらないまたは増加することも可能です。

 

2. 40代転職時に給料が下がってしまう理由

 

転職によって、少なからず年収が下がってしまう人がいることも事実です。

では、転職で給料が下がる要因としてはなにが挙げられるでしょうか。

 

本章では、40代転職時に給料が下がってしまう理由をご紹介します。

 

2-1. 実績や職場での関係性がリセットされる

 

転職により給料が下がる最大の要因は、実績や職場での関係性がリセットされることです。

 

たとえ転職前と同じ業種・職種に転職しても、企業によって社風や業務内容は異なるため、その会社での働き方を一から覚えていかなくてはいけません。

 

責任ある仕事を任されていた・役職に就いていたという方は、それらがリセットされるため、転職後の給料は下がる可能性が高いでしょう。

 

特に、未経験の業界では、実績がない状態で勤務を始めるため、期待値に対して給与が低めに設定される傾向にあります。

 

2-2. 年齢が上がると転職の選択肢が狭くなりやすい

 

年齢が上がるほど、転職の選択肢は狭くなりやすいといわれています。

 

その理由は、企業の多くは未経験者や一般職は主に若手を採用し、40代は即戦力や管理職としての人材採用が中心となるためです。

特に、基本給や人気の高い企業・職種については、40代の未経験者は面接に進むこと自体が難しい場合も多いでしょう。

 

転職サイトにおいて一般的な40代の転職を募集している場合は、条件が悪くなるケースが一般的です。

 

3. 40代転職で給料が下がるのを避けたいときにできること

 

本章では、40代転職で給料が下がるのを避けたいときにできることをご紹介します。

 

ある程度の年収ダウンは覚悟しておく必要はあるものの、ポイントを押さえることで年収を大きく下げずに転職することも不可能ではありません。

 

3-1. 自身の経験やスキルが生かせる仕事を探す

 

企業が40代転職者に求めることは、即戦力となることです。

 

そのため、自身がこれまでに培ってきた経験やスキルを生かし・実績をアピールすることで、年収のキープまたは年収アップを狙えるかもしれません。

 

未経験の業種であっても、これまでの経験をアピールできる可能性はあります。

 

たとえば、人材を必要としている役員運転手やタクシードライバーの場合、ビジネススキルやコミュニケーション能力・運転技術などが求められるため、仕事・プライベートに関わらずこれまでの経験をアピールできるでしょう。

 

役員運転手やタクシードライバーは、スキルがあれば未経験でも採用される可能性は十分にあります。

 

未経験の業種は多少の給料減は覚悟しておいたほうがよいものの、資質が認められれば早期に年収アップが目指せたり、長期的に働くことも可能です。

 

3-2. 基本給の高い仕事を探す

 

20・30代に比べると数は少なくなりますが、役員運転手など未経験でも基本給の高い仕事はあります。

 

役員運転手の正社員であれば、年収300万円以上・月収25万円~といった、高い給与水準のもとで働くこともできるでしょう(条件は企業や自身の経験などで変化する)。

 

また、役員運転手は高いビジネスマナーや運転技術を必要とすることから、40代未経験でも採用される可能性は十分にあります。

 

役員運転手の請負・派遣をおこなっている「セントラルサービス株式会社」では、役員運転手に関する求人を数多く取り扱っております。

 

教育専任ドライバーを中心に充実した研修を実施しており、未経験者でも安心して働ける環境のなかで、質の高い運転手を目指すことが可能です。

 

3-3. 働き方を工夫する

 

転職後に給料が下がってしまうという場合は、働き方を工夫してみるのもよいでしょう。

 

・割増賃金の得られる土日や夜間勤務をする

・比較的時間をコントロールしやすい仕事に就いて副業をする など

 

また、時間に余裕をもって転職活動をおこなうことも重要です。

 

離職してから新しい仕事を探そうとすると「早く新しい仕事を見つけないと…」と焦ってしまい、条件に妥協してしまうケースも少なくありません。

 

転職が決まるまでは前職を退職しないなどの工夫をして、より良い条件で転職先を探すことをおすすめします。

 

4. 給料だけがすべてじゃない!40代で転職するメリットとは?

 

転職する理由は、人それぞれさまざまに存在します。

多少給料が下がったとしても、転職することでこれまで抱えていた問題が改善される可能性もあるでしょう。

 

・働き方が変化し、心に余裕をもって仕事に取り組むことができる

・職場の人間関係が変化し、新しい人脈を築くなど人生の転機となる可能性がある

・自分に合った業種・職種に転職することで、長期的に安心して働けるようになる など

 

「もっとやりがいを感じる仕事に挑戦したい」「ワークライフバランスを大切にしたい」といった理由で、未経験の業種や職種に転職を希望する40代もいます。

 

給料・待遇・働き方など、優先順位を決めて自分に合った就職先を見つけてみましょう。

 

5. まとめ

 

転職をすることで、給料が下がる可能性はあるものの、自身のこれまでの経験やスキルを生かすなどで年収ダウンを回避することも不可能ではありません。

 

40代で転職をしても定年までは20年以上あるため、給料だけでなく長期的に働ける職場を探してみるのもよいでしょう。

未経験の業種・職種まで幅広く調べて、より自身に合った転職先を見つけてみてください。

 

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役員運転手に求められるのはビジネスマナーや高い運転技術であり、業種未経験の方でも採用される可能性は十分にあります。

研修制度も充実しているため、安心して長く働ける環境で質の高い運転手を目指すことが可能です。

 

役員運転手またはドライバー職に関心のある方は「セントラルサービス株式会社」をぜひご確認ください。