40代から始める仕事探しのコツとは?おすすめの職種や注意点を解説

2024.06.26

40代からの転職には不安がつきものです。

転職の必要に迫られている方のなかには、以下のような悩みを抱いている方も少なくありません。

 

「採用してもらえるだろうか?」

「必要な収入を得られるだろうか?」

 

本記事では、40代から始める仕事探しのコツをご紹介します。

 

おすすめの職種や仕事探しの注意点も解説しておりますので「40代から転職・復職できるかな…」という不安も払拭できるはずです。

 

人生の折り返し地点でもある40代を機に、一生できる仕事を探してみましょう。

 

 

1. 40代の仕事の探し方|基本の3ステップ

 

この章では、40代で仕事を探す際に基本となる3つの要素をご紹介します。

 

基礎を徹底したうえで、より自分に合った仕事を探していきましょう。

 

1-1. ステップ1:自己分析をする

 

まずは自己分析をおこない、自分自身の特性や得手不得手などを整理することからはじめてみましょう。

 

自己分析のやり方は、以下のとおりです。

 

・得意なこと・苦手なことの両方を紙に書き出す

・書き出した得手不得手の理由を、具体的なエピソードを思い出しつつ深掘りする

・自身の得意なことや価値観を確認したのち、その傾向に当てはまる業界や職種を探す

 

ただし「得意なこと=かならずしも適正がある」とは限りません。

強み・弱みの両方を理解したうえで、より自分に合っていると感じる職種を探してみましょう。

 

もし、自分の強みなどがわからない場合は、家族や親しい友人などに聞いてみるのも効果的です。

自己認識と周囲からの評価は異なる場合も多いため、新たな発見が得られるかもしれません。

 

1-2. ステップ2:情報収集をする

 

自己分析をして業界や職種を絞り込んだとしても、募集要項・給与・働き方は求人ごとに大きく異なるため、あまりに条件を絞り込みすぎるとなかなか納得のいく就職先を見つけられない可能性もあるでしょう。

 

場合によっては業界・職種・募集要項などを限定し過ぎずに、幅広く情報収集をおこなうことも重要です。

 

さまざまな求人を比較して、より自身の条件に合った企業に応募しましょう。

 

1-3. ステップ3:企業に応募する

 

転職活動を効率的におこなううえで、応募のスケジュール管理はとても大切です。

 

「一社に応募してみて、ダメだったら次を考えよう」だと転職活動の期間が長引く可能性がありますし、逆にまとめて応募し過ぎると「選考スケジュールが重なって対応しきれない」という事態も起こり得ます。

 

対応できる数は人によって異なるため、スケジュールを管理しながら一つひとつの求人を丁寧に対応していきましょう。

 

2. 40代の仕事の探し方!転職の難易度を下げるために知っておきたい4つのコツ

 

本章では、転職の難易度を下げるために知っておきたい4つのポイントをご紹介します。

 

40代からでも転職できる可能性は十分にありますが、20代・30代前半のようにどんな仕事にも未経験からチャレンジできるわけではなく、仕事の探し方にも工夫が必要です。

 

ポイントを押さえて、少しでも転職に有利な状況を作り上げましょう。

 

2-1. 優先順位を決める

 

転職の理由は人それぞれであるため、まずは自身が転職で希望する条件について優先順位を決めておきましょう。

(業務内容・給与・勤務地・勤務時間・休日数・福利厚生など)

 

ポイントは「こだわりを持ちすぎない」という点です。

 

40代の転職環境は良くなっているものの、求人数は20・30代よりも少なめであり、条件がよい求人ほど競争率は高くなります。

 

「ここだけは譲れない」「ここは妥協できる」など、優先順位を決めたうえで自身に合った求人に応募しましょう。

 

2-2. 経験や得意なことを生かす

 

仮に業種未経験の職種に転職する場合であっても、自身のこれまでの経験や得意なことを生かせるチャンスは大いにあります。

 

業種未経験の職種に転職する際は実務経験や資格といった武器がないため、これまでの人生経験・ビジネスマナー・他者とのコミュニケーションなどが大きなアピールポイントとなるでしょう。

 

自身の得意なことを生かせる職種にチャレンジしてみるのもおすすめです。

 

2-3. 仕事探しの範囲を広げる

 

正社員として働ける仕事がなかなか見つからない場合は、仕事探しの範囲を広げるのも一つの方法といえます。

 

たとえば、業務委託や契約社員など別の雇用形態を探すまたは職種・業界を限定せずに探すことで、希望に合った仕事が見つかるかもしれません。

 

また、近年は小規模や少人数の募集をSNSでおこなう企業も増えているため、合わせてチェックしてみるのもよいでしょう。

 

2-4. 求人情報を注意深くチェックする

 

求人情報を注意深くチェックすることで、企業が求める年齢層をある程度推測することができます。

 

たとえば「第二新卒歓迎」「20代が活躍中」と記載されている場合、ミドル層は求められていないケースがほとんどといえるでしょう。

 

企業のなかには、即戦力となりうる40代以上のミドル層を積極的に採用しているケースもあるため「即戦力希望」「経験者募集」「幅広い年代の方が活躍中」といった、記載されている情報を参考にしてみるのもよいでしょう。

 

3. 40代での仕事の探し方における2つの注意点とは?

 

本章では、40代で仕事を探す際の注意点を2つご紹介します。

 

「40代での転職=長く続けられる仕事に携わりたい」と考える方も多いため、しっかりと吟味したうえで納得のいく仕事を探してみましょう。

 

3-1. 40代・未経験で採用されやすい仕事は限られる

 

40代の転職では即戦力性を求められるため、未経験の業種の場合採用されやすい仕事は限られます。

 

ただし、ドライバー職や介護職といった「人材が不足している職種」であれば、未経験者にも採用のチャンスが小さくありません。

 

経験が浅い職種に就くほど就職後に覚えることは多くなるため、研修制度や資格取得支援制度などが充実している求人を選ぶのがおすすめです。

 

3-2. 転職活動が長期化しやすい

 

40代でも転職しやすい環境にはなりつつありますが、それでも20・30代に比べると求人数は少なめであり、条件がよいものほど競争率は高くなるでしょう。

 

そのため、自分に合った仕事を見つけるのに数か月以上かかるケースもあります。

 

「すぐに新しい仕事を見つけなければならない」という方もいるかもしれませんが、失業手当を受給したりアルバイトなどで当面の収入を確保したりしながら、中・長期的な仕事探しの計画を立てておくことをおすすめします。

 

4. 40代未経験の方におすすめの仕事

 

40代・未経験の方におすすめの仕事としては「ドライバー職」「介護職」「警備員」などが挙げられます。

 

いずれも社会人としてのビジネスマナーや専門職を遂行するうえでの強い責任感が要求される仕事ではあるものの、未経験者がチャレンジしやすい職種です。

 

運転免許証や介護関連の資格など、場合によっては条件が設定されている場合もあるため、求人情報を確認のうえ、応募を検討するとよいでしょう。

その際に、研修・教育制度が整っている企業であれば、スキルを磨きながら収入を得られる場合もあります。

 

5. まとめ

 

「40代で転職するのはリスクが高い」と考える方もいるかもしれませんが、時代の変化とともに40代での転職希望者は増加傾向にあります。

 

未経験でも応募可能な職種も存在するため、視野を広く持ち、新たな業種にチャレンジしてみるのもよいでしょう。

 

役員運転手の請負・派遣をおこなっているセントラルサービス株式会社では、さまざまなドライバー職を募集しています。

 

充実した研修を実施し未経験者でも安心して働けるため、興味のある方はぜひチェックしてみましょう。